
いたちめです。
引越しして、持ち運んだ書籍の段ボールを
開梱したところ、まだ幾つか自己啓発の本が残っていました。
この記事で、「全て売り払いました!」と言ったな。
スマン、ありゃ嘘だった。
ニッコロ・マキャヴェッリの君主論を楽しく読める本
僕がマキャヴェッリの君主論と出会ったは、
税理士事務所に勤務していて、ギラギラと尖っていた頃で
色んなリーダーシップに関する本を読み漁っていまいした。
その表題、「君主論」に、「これは!」と感じるものがあったのが
キッカケです。
マキャヴェッリだったりマキャヴェリだったりしますが
今回は本にあわせてマキャヴェリで統一します。
そしてこの「イヤなやつほど成功する!マキャヴェリに学ぶ出世術」ですが
マキャヴェリの君主論を、事例形式で楽しく読みやすく書かれています。
内容は欧米が中心となっているので、日本の風習にそぐわないことも多々ありますが
欧米のエグゼクティブはこんな感じなのか?と基本的に話が面白い。
君主論自体は、この本みたいな「おもしろおかしい本」ではなく
変な言い方ですが「普通の本」です。
マキャヴェリならどうするか?
本書の構成は、
はじめる前に 礼儀正しく善良なあなたへ
はじめに マキャヴェリならどうするか
マキャヴェリならこうする
終わりに マキャヴェリならこうしない
となっていて、君主論を噛み砕いた内容が
「マキャヴェリならこうする」のパートに書かれています。
楽しく読めるパートでもあり金言でもあるのですが
はじめる前に と はじめに の2つはしっかりと読んで欲しいところです。
「マキャヴェリならどうするか?」という問いかけは
この本を読んだ2004年から10年以上、僕の中での行動指針になっていました。
悩んだときは必ず「マキャヴェリならどうするか?」
そしてそれを実行してきました。
この文章だけだと、全く意味の分からない言葉になりますが
読んで頂けたあとであれば、よく意味がわかると思います。
個人的に好きな「マキャヴェリならこうする」
・自分の価値に見合う待遇を獲得する
・したいようにする
・言いたいことを言う
・必要なら嘘をつく
上昇志向は相変わらず消えない炎の様なものです。
その為に考え、行動すること。
人生は一度きり。
楽しい人生を送るか、楽しくない人生を送るか。
アンガーマネジメントの一環として読んでみるのもいいかもしれません。