
いたちめです。
「将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!」という本を
子供が産まれる少し前に読んでおり、絵本をぼちぼち買い揃えていこうと
相成ったわけですが、記念すべき第一冊目は妻の大好きな絵本。
犬が好き、犬派の方にはおすすめしたい絵本
この絵本は、犬が好きな人には是非読んでもらいたいと思います。
大人が読んでも泣ける絵本ってやつです。
犬が好きな人は知っている、イギリスのことわざ
子供が生まれたら犬を飼いなさい
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしよう。
子供が幼少期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
この絵本は、イギリスのことわざと共に、
相手に想いを伝えることの大切さを教えてくれます。
ずーっとずっとだいすきだよをオッサンが読んだ感想
この絵本を知っていたのは、妻。
妻は複数の犬と共に成長し、その最後を看取って来たそうで
安易に犬を飼うことは絶対にしない優しい妻です。
http://itachime.com/2017/03/post-1951/
妻からすれば、当たり前のことだったのかも知れませんが
僕は、生き物を飼ってはいけないタイプの人間だったので
非常に新鮮な気持ちでこの本を読めました。
イライラする要因の一つに「察してくれよ」というものがあります。
悪く言えば傲慢。
誰もお前の気持ちが、見透かせるはずねぇだろ?というのに
わかってくれるハズ的なアレ。
ちゃんと言葉にして、「大好きだよ」「愛してるよ」を言わないと
伝わらないわけです。
この絵本の「ぼく」は、犬のエルフイーに「だいすきだよ」が
ちゃんと言えてたわけです。
毎晩、「ずっとだいすきだよ」が言えてたわけです。
寂しいけど、ちゃんと「だいすき」が伝えられたから
言えなかった家族よりも、少しだけ気持ちが楽だった。
このシーンは、なんともいえませんね。
寂しいけど、温かい気持ちなる。そんな絵本です。