
エイリアスを作っていくうちに、気づけば数が増えすぎて管理に困っていないだろうか。
どのメールアドレスをどのサービスに使ったのか分からなくなったり、不要なメールが増えて整理しきれなくなったりすることもある。
Proton Mailのエイリアスは便利な機能だが、使い方のルールを決めておかないと、かえって管理が煩雑になってしまう。
本記事では、エイリアスを安全かつ効率的に管理する方法について解説する。
整理の考え方から削除のタイミング、実際の運用ルールまで、実用的な形でまとめているので、エイリアスの管理に悩んでいる方の参考になれば幸いである。
この記事を読めば、エイリアスの管理方法に迷うことはなくなる。
目次
エイリアスメールの運用フロー
- 新規アカウントの作成(無料アカウントでよい)
- エイリアスメールでメインアドレスを一つ作成する
- その他エイリアスメールを作る
- サービスに登録する
- スパムが来たら即停止
- 不要であれば削除
エイリアスメールの管理方法
エイリアスは用途ごとに分けて管理することで、スパム対策や情報管理がしやすくなる。
例えば、以下のように分類すると分かりやすい。
- メインのメールアドレス(完全非公開)
- 超重要用:メインアドレスとして利用するもの(ログイン用・復旧用)
- 重要用:インフラ等支払い用の重要なもの(電気ガス水道・スマホ、銀行・証券会社)
- 準重要用:AmazonなどのECサイト
- サブスク用:NetFlixやspotifyなど
- 登録用:会員登録、キャンペーン応募
- 捨てる用:怪しいサイトや一時利用など
このように“重要度”で分けることで、どのエイリアスを使うべきか迷わなくなる。
私の実運用から出てきた最適解であると確信している構成である。
これは無料プランでも10個の エイリアスメールが作成できるので、試しにアカウントを作成し管理運用してみてもらいたい。
新規作成時、名前のルールを決める
Proton Mailのエイリアスは二つの要素で構成されている。
プレフィックスと接尾辞である。

このうち、プレフィックス(オレンジ色下線部)にルールを適用するのである。
ここは、パソコンのファイル名をつけるときのようにすると非常に管理がしやすくなる。
ただし、通常のメールアドレスの生成と同じ制限がかかっていることに注意する。
プレフィックスの文字制限

英数字の小文字、ドット(.)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)のみが使える
プレフィックスの文字数制限

プレフィックスは最大で40文字となる。
プレフィックスの実際の具体例
プレフィックスは自由に作成できるので、アドレスからも何に登録しているかがわかるようにしておくとよい。
メインのエイリアスメール ⇒ main_alias
Ahamo登録用 ⇒ ahamo_toroku
Amazon登録用 ⇒ amazon_main01
Instagram登録用 ⇒ insta_itachime
X登録用 ⇒ x_itachime9_9
一時登録用 ⇒ in_the_trashbox
用途別でプレフィックスを変える理由
例えば、Amazonと楽天をECsite_01とECsite_02でプレフィックスを登録するのは悪くない。
ただし及第点である。
理由はスパムが入った瞬間、送信先アドレスがECsite_01はどこで登録したかが即座に出てこず、一度Proton Passでエイリアスを確認する必要がある。
即座に対応して何になる?と思うかもしれないが、スパムが入った瞬間、漏洩元がわかる⇒重要情報の削除といった対策が即時できるのは非常に強いことである。
実際例は次の記事になる
失敗例
特に用途も決めずに適当なプレフィックスでエイリアスを増産することも得策ではない。
また一つのエイリアスで複数のサイトに登録することで、エイリアスにスパムが届き始めた時も対応ができないということがあった。
そして削除するためのルール作りを設けないこと。
設計なしのエイリアス増産
作成のルールと管理のルールがないとエイリアスメールが増殖していく。
「とりあえず作っておく」「いるかもしれないから作っておく」は悪手である。
一つのエイリアスで複数のサイト登録すること
管理・運用でもっとも必要なことは単純かつ明快であること。
つまり、エイリアスもユニーク(一意)であること。
削除するためのルールを設けないこと
作成のルールも重要ではあるが、適切な管理・運用を行う上では「削除」側のルールも設ける必要がある。
どういった基準で、削除するのか?というルールである。このルールがないと「いるかもしれない」で延々と残り続けてしまうことになる。
エイリアスメールの削除の判断基準
削除のルールは、簡単にしておくことが肝要である。
ただし、即削除ではなく、「無効にして1週間経過後、削除」などのように猶予期間を設けた方がよい。
そのためにタイトルやメモなどに作成の備忘をしっかりと残す必要がある。
この点はエイリアスメールの作成方法で確認いただきたい。
削除してもよいもの
- 削除済みのサービス
- スパム専用のものとなったもの
- 今後、利用する予定のないもの
削除しない方がよいもの
- ログインに使っている
- 復旧用として使う予定がある
- 重要なサービスに紐づいている
まとめ
無料プランでまずは、重要なサイトだけでも試してみるのはよいと思う。
ただ、10個だけでは正直カバーできるとは思えないため、有料プランの加入が望ましい。
何はともあれ、エイリアスの用途を3つに分けるところから始めてみてほしい。















