暮らしと心隕石 パラサイト隕石のネックレス 2025年2月26日 2025年2月。小惑星が地球に衝突する可能性がある。というニュースが流れた。小惑星は、「2024YR4」と名付けられた直径40メートルから90メートルと推定された。地球への最接近は2032年12月22日とされ、衝突の確率は3.2%。ところが突然、消滅したそうだ。宇宙はロマンがある。遥か彼方から悠久の時間をかけて地球に落...
暮らしと心脚本柿谷浩一宝島社 胸キュンの教科書の感想 2024年9月25日 エモいとは何か。エモーション、エモーショナルからくる「感情に訴えかけるもの」を語源にしたものと推測し、小説を書くにあたり、エモい文章を書きたいと購入した。しかし、本作は、帯にもあるとおり「名作ドラマ/映画の作り方と読み方」とある通りで、どちらかというと小説よりも脚本に近い。 「胸キュン」=「ときめき」の仕組みについて ...
暮らしと心NHK出版笹公人短歌趣味 シン・短歌入門の感想 2024年9月10日 2023年12月、年末。手軽にできる創作活動はないかな?と探していたときに、妻の実家で百人一首を見つけた。小学生向けの児童書であるが、百人一首が紹介されていて、ちなんだマンガが書かれていた。年末の微睡んだ時期であったため、なんとなく読んでいると、和歌に興味を持った。同時に、中学時代に百人一首を覚えられずに国語の教師に「...
暮らしと心飛鳥新社林勝明 人見知りでもセレンディピティの感想 2024年9月10日 妻と結婚してから、妻は地元を離れた。妻は両親や兄弟姉妹、友人から引き離して、縁もゆかりもない地域で生活することになった。心細かったと思う。妻は、放っておくと何時間でも話せるくらい、話し好きだ。実にコミュニケーションをとることに長けている人物だと思う。しかし、転居してから私以外の人に対して気軽に軽口を叩けない、愚痴をこぼ...
暮らしと心ダイヤモンド社PDCA安藤広大 数値化の鬼の感想 2024年9月3日 2022年に一番売れているビジネススキル本とあったが、ひねくれものの私は買わなかった。しかし、2023年。業務のうち定性的(数値化できないことがら)をどうにかできないかと思い悩み、迷った上に、悔しい思いをしながら購入に至った。 数値化とは何か そもそもだが、数値化とは何か。数値化とは、目標や評価を数値にすることであり、...
暮らしと心河出書房新社鈴木祐時間管理術 YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術の感想 2024年9月2日 2023年の7月。私の1日当たりの残業時間はゆうに4時間を超え、6時間が平均になりつつあった。時間が足りない。業務量に比較して、とにかく時間が足りない。そう思うことが日に日に増えていった頃にこの本を手に取った。 4×4”時間感覚”のタイプ 正しい時間管理術は、「予期」と「想起」を調整することである。と本書はうたっている...
暮らしと心フォレスト出版マンガで図解シリーズ鶴田豊和 マンガで「めんどうくさい」がなくなる本の感想 2024年9月1日 この本は、タイトルにもある通り、本を読むことすら面倒くさいと思ってしまう人向けのマンガ図解シリーズとなる。マンガ部分と活字部分が6:4くらいの分量になっている。マンガ部分だけ読んでも、「めんどうくさい」がなくなるための方法が書かれているため、活字部分を後回しにしてマンガ部分をサクッと読むもよし。マンガと活字としっかり順...
暮らしと心サンマーク出版メンタルヘルス わたしが「わたし」を助けに行こうの感想 2024年8月29日 この本は、妻が見つけてくれた。最初に一言で伝えるのであれば、「救い」であるということ。何が「救い」か。この書籍を手に取るあなたが、生きづらさを感じていて、何とかしたいとあがいてきたものの何も変わらずやはり生きづらい。という状況であれば、読む価値はある。 この書籍の読み方として この書籍の分量は多くない。上下の余白が十分...
暮らしと心成功哲学思考は現実化するきこ書房 思考は現実化するの感想 2024年6月9日 私の自己啓発書の原典ともいえる書籍。田舎の大学に通学していた頃の私が、電車の中で読める本が欲しいと本屋さんで見つけた本。質素な白いカバーに明朝体の文字。ヒル博士のイラストと、私が持っているものは新装版の初版第5刷発行のものになる。その出会いは偶然だったと思う。しかし、幾度となく読み返し、線を引き、メモを書きこみ、ボロボ...
暮らしと心引き寄せの法則サンマーク文庫幸せ 神さまとのおしゃべりの感想 2024年6月8日 いつも行く本屋さんの文庫本コーナーで分厚いものがあるなぁと目に留まり、タイトルとイラストに惹かれパラパラ読んだ。「引き寄せ系の本だ」と購入。 「実用エンタメ小説」としての内容 本書の表紙には「価値観がぐるりと変わる実用エンタメ小説がついに文庫化」と書かれている。「神さま」と「みつろう」の会話形式で話は進みながら、「神さ...