Realforce GX1 初音ミクモデルレビュー|2万円のコラボ価値はあるのか?

REALFORCE GX1 初音ミクモデルは、REALFORCE初のゲーミングキーボードGX1のコラボモデルになる。

しかし。
価格は通常モデルより約2万円高く、「本当にその価値はあるのか?」と気になる人も多いと思われる。

そこで
・打鍵感はどうなのか
・HHKBとの違いはあるのか
・ゲーミングキーボードとして使えるのか
と、実際に購入して半年ほど使ってきた感想のレビューになる。

REALFORCE GX1 初音ミクモデルを買った理由

初音ミク GX1は、初音ミクと静電容量無接点方式のスイッチによる高い耐久性と打ち心地の良い打鍵感で定評のある日本製REALFORCEブランドのゲーミングキーボードがコラボした特別仕様の製品です。

刻印フォントは摩耗しにくいPBT素材のキーキャップに2色成形で加工されているため、フォントが消えることなく長年に渡りご使用できます。

また、頑丈なメタル製プレートは初音ミクのBlue-Green色で塗装され、初音ミクのロゴである[01]が印刷されています。

製品パッケージには、人気イラストレーター 秋赤音(あきあかね)氏のイラストを使用し、購入者特典として、クリーニングクロスが同梱されます。

初音ミク GX1にも話題のDynamic modeやKill Switch機能が搭載されています。

引用:REALFORCE 東プレ、「初音ミク」とのコラボ製品 「REALFORCE ✕ 初音ミク GX1 Keyboard」を限定発売

初音ミクだけに発売は2024年3月9日である。

当初、キーボードを買うときめたときに、友人の言葉からHHKBが頭にあった。
そして同じようにREALFORCEが選択肢として挙がった。

当時の選択肢は次の通りだった。
HHKB ⇒ Professional Classic
REALFORCE ⇒ R3SC12

この選択肢は、多くの人たちの共通する内容になっていると考えている。
HHKB。クラシックで墨。文字の印刷なしである。
REALFORCE。テンキーレスで日本語配列、静音。変加重または45g。
これは30gがどれくらいのキータッチなのか読めないからだ。
たった15gの差だがどれだけのインパクトがあるのか…という不安。

HHKBはプログラマだと使いやすいが、一般的なタイピングだと純粋な日本語配列の方が使いやすいというレビュー記事を見た。
これは一抹の不安を掻き立てる。

私はプログラマではないため、「使いこなせるのか?」ということだ。
これで軍配はREALFORCEにあがった。

そうなるとREALFORCEのR3SC12が次の候補だ。

では、なぜここでGX1の初音ミクモデルになったか。
単純にして明快である。

初音ミクが好きだから。これに尽きる。
初音ミクモデルがあるなら、それにしよう。

以上、終了。

開封レビュー

化粧箱

秋赤音 / AKIAKANE」さんというイラストレータの方のようだ。
詳しくないため調べたところ、イラストレータ兼歌手をされていらっしゃり、イラストは日本のモチーフを活かしたところに定評があると。

なるほど、日本っぽい雰囲気。
独特の世界観と黒いパッケージのコントラストもきれいである。

なにより、かわいい。

裏面。

引き画像になり、初音ミクが初音ミクverのキーボードを持ってる。
イラストに目が引かれるので、初音ミク好きは右側の仕様が目に入らないだろう。

BOX in the BOX

初音ミクの化粧箱の中から、もう一つ箱がでてきた。
今度は何も描かれておらず真っ黒。

宝石箱である

キーボード本体。
クロス。
ユーザーマニュアル。
ユーザー登録マニュアル。

以上。

そしてキーボード本体

これぞって感じのカラーリングである。
まず、この筐体本体のブルーグリーンと、ESCとENTERのピンク。01のマーク。
側面にある「REALFORCE 初音ミク」の刻印。

逆にいえば、これだけである。

REALFORCE GX1の打鍵感レビュー

学生の頃からタイピングの練習をしていない。
そのため独自タイピングになっており非常に指が暴れている。

結果、スコスコと底打ちする音よりも、カチャカチャとキーと指の当たる音の方が大きい。

ただ、底打ちした瞬間の抜ける音はコトコトとした静かな音で、なるべくならこの音を立てたい。
ということで、子供が日々練習しているタイピングランドに入門した。

なお、子供の方がタイピングは早い。
マイクラでコマンド打ちたいからとキーボードを始めた子供は面構えが違う。

話を戻そう。
AJAZZ(テクニカル・無線)とバッファロー(メンブレン・有線)を使ってきたが、ノートパソコンのパンタグラフが一番使いやすいという認識だった。

薄いからだ。

薄くて押し下げる力も最小限でパタパタと入力が進む。
とくに、独自のタイピングを行うものにとっては最高の気楽さだ。

しかし。
REALFORCEはキーを押し下げたときの反発感やスコスコとキーが落ちていく感じが気持ちいい。

何かの記事で読んだが、セブンイレブンのATMの10キーがREALFORCEと同じ静電容量無接点方式スイッチとのことで、あの感じがまんまフルキーボードになっているのだ。

メンブレンキーボードとの違い

バッファローのとの違いになる。

ザ・メンブレン。どこにでもあるキーボードで、安い。
こちらのキーボードは、子供がIpadやswitchにつないでタイピングやマイクラのコマンド入力用となっている。

メンブレンと比較すると、やはりGX1の方がいい。
打鍵感と打鍵音が違う。GX1の圧勝というところ。

ただ、価格面ではメンブレンにはGX1は勝てない。

メカニカルキーボードとの違い

AJAZZのK680を保有しているので、K680との違いになる。

まずAJAZZのキーボードそのものが、HKKBに近いサイズであり、かつ英語配列であるため完全な同一種類ではない。という前提がある。

AJAZZは、実にメカニカルらしい「カチャカチャ」という打鍵感で、非常に軽い。
対してGX1は、「カチャカチャ」ではなく「スコスコ」と沈み込む感じなので、感触が違う。

例えると…
AJAZZのメカニカルは「もみがらの枕」。
GX1は「低反発枕」。
GX1の方がしっとりとした感じである。

3つの視点から、選ぶと。
キートップの手触り ⇒ GX1
打鍵音 ⇒ GX1
打鍵感 ⇒ 甲乙つけがたい(気分とタイピングの内容によるが、今は物珍しさもあってGX1)

キーボード方式の違い(メンブレン・メカニカル・静電容量無接点)

キーボードにはいくつかの方式があるが、代表的なのは次の3つ。

メンブレン
メカニカル
静電容量無接点

今回レビューしている「REALFORCE GX1 初音ミクモデル」は「静電容量無接点方式」のキーボードになる。

方式特徴打鍵感打鍵音価格
パンタグラフノートPCや折り畳み式薄くて軽いペチペチ・パチパチ
メンブレン汎用的にみられるやわらかいもちもち
メカニカルスイッチ式かたいカチカチ中~高
静電容量無接点接点がないなめらかに沈むコトコト

メンブレン、メカニカル、REALFORCEの3種類を使ってみて感じたのは、REALFORCEは「速く打つキーボード」というより「楽に長く打てるキーボード」だということだ。

本体の接続機能と重量について

HHKBやAJAZZなどは有線・無線、Bluetooth接続があるが、GX1はタイプAのUSB有線接続になる。
もしパソコンの入力端子がタイプCであれば変換プラグが追加で必要になる。

そして重量は、約1.3㎏。
重たいことで、キーボードがずれるということがほぼない。めちゃくちゃ安定するという利点をもつ。
逆に持ち運びに対してのハードルが非常に高いということになる。

最近のノーとパソコン本体より重たいのだ。

家置き専門と思った方がよい。
持ち運ぶときは、ノートパソコン本体よりも丁重に運びたいものだ。

持ち運びに関しては、HHKBに劣る。

40代/自己流タイピングでも使いやすいか

先の動画を見ていただくとわかるが、完全に自己流のタイピングのまま20年以上が経過していて、矯正が容易ではない状況だ。

そんな自己流タイピングでも使いやすいか?という疑問があったが、答えはYES。

GX1は単に打鍵感が良いだけでなく、同時押し入力にも強い設計になっている。
Nキーロールオーバーにより複数キー入力が安定してくる。
また私はパソコンでゲームはしないが、もしゲームをする人であれば、SOCD処理のような入力制御もゲーム用途では重要な機能となる。

このNキーロールオーバーにより、わずかなずれや同時押しでもしっかり認識してくれるので、入力ミスがきちんと認識されて文字として吐き出させる瞬間は、心地がよい。
同時に、自己流タイピングの改善にならない危険性を伴っている。

Nキーロールオーバー

Nキーロールオーバーは、同時に何個のキーを認識できるか。という機能になる。
例えば普通のキーボードでは「W + Shift + Space」のような同時押しで入力が抜けることがある。

しかし、Nキーロールオーバー対応キーボードなら複数キーを同時に押してもすべて正しく認識される。
という機能。

SOCD(Simultaneous Opposite Cardinal Directions)

SOCDは、反対方向キーの同時押しをどう処理するか。を決める仕組み。

例えばA(左)D(右)を同時に押した場合。
通常のキーボードだと、A + D = 両方入力。
しかし、SOCD処理があるとA + D → 片方だけ入力。のように整理される。

NキーロールオーバーとSOCDの違い

Nキーロールオーバー ⇒ 同時押しの認識数

SOCD ⇒ 同時押しの処理方法

2万円のコラボ価値はあるのか?買って後悔するか?

これもすでに書いたが、2万円の価格差はカラーリングだけだ。
性能差はGX1と同じで一切ない。まったく同じ。

オタクをバカにしてんのかな?とも思ったりもするが、残念なことにオタクはそれでも買ってしまう。
オタクだからだ。

パッケージをちょこっと萌えイラストぶっこんだ瞬間に爆売れするあれと同じ。

じゃあ、2万円の価値はないのか?
いや、違う。

2009年頃に、初音ミクがここまで浸透し、生き残るなんて誰が想像しただろうか。
きっと、このキーボードを持って、画像なりでにおわせをするといい。
「初音ミクモデルですか?」と問われるだろう。

勝ちである。

初音ミクが好きなら、迷わず2万円をつぎ込むだけでいい。
一生もののキーボードに、初音ミクを感じることができるのだ。

まとめとして

2007年から初音ミクは登場している。
あまたのキャラクターが私の目の前を通り過ぎていったが、初音ミクほど私の心を離さないキャラクターはいない。

REALFORCE GX1自体が静電容量無接点方式で、打鍵感の良いキーボードである。
それに加えて、初音ミクのコラボモデル。
コラボであるがゆえに価格は高めになるが、初音ミクが好きな買いである。

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