2024年の手帳は、ほぼ日カズン

2024年の手帳についても、昨年同様ほぼ日手帳カズンを選択している。
なぜ、ここまでほぼ日手帳カズンにこだわるのか?について大きく3つに分けて今回は文字に起こしていきたい。

①目標達成をライフログよりも重視している

コクヨからでた「ジブン手帳」に惹かれるものがあった。
店舗に足を運び、手に触れ、使い方の本を読み、和気文具のHPなどを拝見し、非常に「使ってみたい」と思った。
観た映画から、読んだ本などのリストをはじめ、バーチカルのウィークリーでログを埋めていく。
非常に楽しそう。

すでにほぼ日カズンを買っていたので「後悔」しそうになった。

しかし、私には合わない。
なぜか。
ログを残すためだけに手帳を開くことに「めんどうくささ」を感じたからだ。

また、予実管理ができなければ改善点が見えず、次に活かせないからだ。
手帳を使う大きな理由に「目標や夢を実現させるため」が大きなウエイトを占めている。
極端な話、自己実現のためである。

世間には、支給品や贈答品を使う者、綴じ手帳を使う者、システム手帳を使う者と様々ではあるが、どのように選び、どのように利用しているかを面と向かって話したのはたった1名しかいない。

彼はフランクリンプランナーを愛用していた。私が同フランクリンプランナーを利用していたときに話しかけてくれて、「7つの習慣」や「フランクリンプランナー」の使い方など、仕事そっちのけで2時間ほど熱く語りあったことがある。

会社では中長期経営計画を立てる。
これだけ世情が動く中で1年後の未来を予想し得るか?3年後や5年後、ましてや10年後の未来を予想し、その予想があたるはずがない。

しかし、中長期計画を立てなければ投資家や銀行はYESと首肯しないわけである。
2023年の計画策定時、ドルレートを145円に設定したことで、2022年の取締役会で「荒唐無稽すぎる」「経済を勉強してこい」と野次をいただいたが、計画を立てたおかげでリスクヘッジとして為替予約を行えたのである。
実際の相場はどうだったかは、結果が教えてくれる。

同じように人生の目標を立て、その目標を達成するために計画に落とし込み、実行していく。
実行し予定との乖離を分析し、改善していく必要がある。
つまり、手帳を目標達成のツールとして、利用するからこそライフログが活きてくる。

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②A5サイズであること

GMO熊谷正寿さんの「1冊の手帳で夢は必ずかなう」で、熊谷さんは「バイブルサイズのシステム手帳」を推している。

熊谷さんのファンであった私は、新社会人となったときにピッグスキンのシステム手帳を買った。
もちろんバイブルサイズである。
しかし、続かなかった。

続かなかった要因は2つ。
一つ目は、システム手帳の真ん中にあるリング。
左ページに書き込むときに非常に邪魔で、書きにくいと感じた。

二つ目は、父親の作ったリフィル。
「もったいないからやる。使え」という言葉とともに渡されたが、「熊谷式夢手帳」とはベクトルの向きが違う。

手帳難民となったが、ほぼ日手帳カズン(A5サイズ)を購入したことで落ち着いた。

では、なぜA5サイズが至高であるか。
A6よりはA5サイズで大きい方がいい。
しかし、A4サイズは大きすぎる。開いて使えばA3サイズ。

このサイズ感の根底にあるのは、小学生から大学生まで続いたノート・ルーズリーフのサイズ感。
B5サイズである。
B5サイズは182×257、A5サイズは148×210と一回り小さい。
また大判コミックスのサイズがA5サイズ。
またバイブルサイズは95×170となっている。
情報を詰め込むには大きすぎず、小さすぎずといった具合。
(参考までに、小説であればA6サイズで文字数平均600〜800。A5サイズで文字数平均1,000〜1,500。)

情報、メモ、内省などを集約していくことを考えると、A6の文庫サイズは小さいと言える。
ただし、他の綴じ手帳やバイブルサイズのシステム手帳と比べサイズが大きくなる。
そのため持ち運びがA4サイズほどではないが「重く」「かさばる」という欠点がでてくる。

③予定表の種類(月間、週間、一日)

さとうめぐみさんの「手帳という武器をカバンにしのばせよう」を基礎としているので、月間、週間、一日の3種そろったものが非常に望ましい。

可能であれば見開き2ページで1年間の予定表も欲しいが、見開き2ページで6か月のものとなっている。
目標達成、夢や自己実現のためには「鳥の目(マクロ)」と「虫の目(ミクロ)」が必要となる。
長期計画から短期計画へと計画を分割していくことが肝要であるため、月間のみ、週間のみは非常に扱いにくくなる。

月計画のみであれば、週単位に落とし込みにくくなる。
週計画のみであれば、月単位の計画が俯瞰しにくくなる。
月と週のみであれば、より小さな、しかし一番大事な「今」の行動、一日の行動が落とし込みできない。

未来や過去ではなく、現在に集中するために「一日」が必要であるということ。
綴じ手帳のフランクリンプランナーに「週間」がないことが、ほぼ日に戻った理由にある。

まとめ

目標達成や自己実現のために手帳を利用するのであれば「ほぼ日カズン」をおすすめしたい。
他の目標達成や自己実現の手帳と異なり、ワークといったものがない。そして、フォーマットがほぼない。使用者が自身で決定し作りこんでいく自由さ。

もちろん、使うことがないおまけページや「もう少し、ここが!」といった不満もあるが、市販の綴じ手帳の中では条件がそろったものとなっている。
もし、これ以上のものが必要であれば、やはりシステム手帳に軍配があがるため、ダヴィンチのA5サイズのシステム手帳を購入し、リフィルを自作されることをお勧めする。


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