Braveブラウザの使い勝手が非常によい

Googleに対して毎月、お金を支払ってその利便性をあますことなく享受している。

しかし、BraveとProtonの組み合わせはハッキリ言って最高である。
Windowsのパソコンとiphoneの両方で現在利用しており、不便だと思うのはBraveだとYouTubeが再生されないことくらいである。

BraveというWEBブラウザ

WEBブラウザはずっとGoogle Chrome(グーグル・クローム)を使ってきた。
ipadはSafariだったが、iphoneではSafariではなくGoogle Chrome。

Internet Explorer(現在Microsoft Edge)は私が大学生の頃に使っていた程度で、社会人になったあとはJSで組まれたホームページを利用させられる以外での利用はなくなっていた。

そこまでしてGoogle Chromeを利用していたのに一体、なぜか?

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広告・トラッカーをブロックする

前段で書いた通りにはなるが、BraveでYouTubeが視聴できない要因としてあげられる広告・トラッカーのブロック機能。

私自身のブログも開設当初のアドセンス設置のおかげで広告が散りばめられているが、現在のWEBブラウザであるBraveからだとそれら広告がすべてブロックされて非常にスッキリとした見栄えになっている。

他社のブログを読んでも思うのが、リンクばっかり画像付きで貼ってあると読みにくくて仕方がない。
しかし、広告がないだけで、こんなにもスッキリする。
そして、Braveでは、広告・トラッカーからどれだけ守ったかを定量的に教えてくれる。

現在、Google Chromeの扱いは、Gmailの確認とYouTubeを視聴するのみに限定されている。

BATの獲得

よく目にする「無料で」「何もせずに」「楽して」「稼げる」というキーワードを入れ替えて出てくるのがBrave Softwareが発行している仮想通貨であるBAT(ベーシックアテンショントークン)の獲得である。

Braveを利用していると、トップ画面で広告が表示され、また通知設定で広告が流れると、広告の表示回数に応じてBATが付与される。

なお、iOS対象となっているiphoneなどは対象外となっている。

https://brave.com/ja/blog/rewards-ios

Leoが使える

Leoは、Meta社が開発したLlama2をベースに開発されたAIチャットツールであり、Microsoft社で利用できるAIなどとは異なり、Leoの利用に登録などの作業が不要となっている。

参考までに、Leoに「Leoについて説明してください」と質問し返答は次の通り。

Leoは、Braveが開発した、親切、尊敬、誠実なAIアシスタントです。
Leoは中立的な口調でコミュニケーションをとり、丁寧で簡潔な回答を提供します。
Leoは質問に正確かつポジティブに答えるように設計されており、偽の情報を共有することはありません。コーディングに関する質問があれば、レオは構文のヘルプを提供することができます。Leoは、常に社会的に偏りのない、敬意ある対話を維持することをお約束します。

会話モデルが5つあり
① Mixtral(高度なチャットタスク)
② Claude Instant(会話・テキスト生成)
③ Claude 3 Haiku(超高速チャット)
④ Claude 3 Soneet(均整の取れたスピード&インテリジェンス)
⑤ Llama 2 13b(一般チャット)

無料で使えるLuama 2 13bを除くと月額課金をおすすめする。

Tor(The Onion Router)が無料で使える

Tor(トーア)と読む。
命名の由来にもなる「たまねぎ」だが、IPアドレスを隠し、トラフィックを匿名化することができる。
ただし、絶対的なものではないので注意。

基本的に、Braveに搭載されているVPN(有料サービスで月額9.99$)で事足りるが、更にプライバシーと個人情報の保護を考えるときにTorを利用し、更に重要な場合は、TorとVPNを併用するという使い方もある。


利用する例として。
内部告発サイトへ閲覧や登録を行う際のプライバシーの保護である。
池井戸潤監督の「7つの会議」のように、不正の隠蔽を行う会社を告発しようとしたとする。会社は内部告発者に対し間違いなく「報復人事」を行だろう。
内部告発者本人が、自身を守るためには必要な自衛手段だと思う。

クロスプラットフォーム

クロスプラットフォームとは、異なるプラットフォームなどでも同じものが動かせるというもの。

今やスマホ全盛期であるため、スマホだけでよい。という方もいるかも知れないが、私のようにパソコンとスマホを併用するタイプにとっては、クロスプラットフォームは必須といえる。

BraveやGoogleアプリのみではなく、基本的にパソコンと同期するアプリを利用している。
例えば、SimpleMind Mind MappingUpnoteなどのメモアプリやProtonアプリ。

アドレスバーにある機能が秀逸で充実

非常に些細なことではあるが、非常に便利な機能が満載になっている。

Speedreader(スピードリーダー)

簡略化が可能なページには、Speedreaderのアイコンが表示されるため、1クリックでWordやGoogleドキュメントのように簡略な状態にしてくれる。

他のブラウザにも搭載されているリーダーモードと似ていますが、いくつかの部分に重要な違いがあります。
一番の違いは、ほとんどのリーダーモード機能とは異なり、BraveのSpeedreaderはページが読み込まれた後ではなく、読み込まれる前にページの内容を修正しているため、ページの読み込み速度が速いことです。

引用: Brave Help Center 日本語ヘルプセンター デスクトップブラウザSpeedreaderとは?

ページの共有

情報の横展開。例えば家族や同僚といった方に閲覧しているページを共有する方法が5つ準備されている。
利用頻度からすると、QRコードを作成、クリーンリンクをコピーである。

リンクのコピー

通常行われるであろうリンクのコピー方法。
URLを一時的に記憶し、メール等の別アプリケーションに張り付ける際に行うもの。

クリーンリンクをコピー

トラッキング情報を削除した状態にして、リンクを共有することができる。
これは目的のサイトの、目的のページにどのように辿り着いたか?を判別できなくするというリンクのコピーの一つ上のプライバシーを確保したリンクのコピー方法。

スクリーンショット

プリントスクリーンボタンを押さなくても、任意のサイズでスクリーンショットが撮影できる。
プリントスクリーンはパソコンに画像ファイルが残るが、Braveのスクリーンショットはクリップボードに保存され、そのまま他アプリに貼り付けが可能となる。
もちろん、画像(png)ファイルとしてダウンロードすることもできる。

QRコードを作成

地味に便利だなと思うのが、この「QRコードを作成」の機能。
各デバイスの同期はしたくない。メールやSNSで共有はしたくない。
しかし、パソコンで見ているページを今すスマホで確認したい。などのシーンで大活躍する。

ページを別名で保存

ページに含まれているすべての文章や画像などを保存するHTMLで保存する方法。
HTMLで保存することばほとんどないため、メリット感は伝えられない。

Braveニュースのカスタマイズ

1クリックでBraveニュースにRSS(Rich Site Summary)を追加することができ、更新が確認できるようになる。
もちろん、Braveブラウザであるためトラッキングなし。

Braveトーク

Google Oneの2テラプランに加入してるので、利用頻度は低いが、Braveトークの条件は非常によい。
本日現在のドル円レートで換算し、月額円となるため有料プランの中では最安値となる。

条件面の他、Braveトークのカレンダー拡張機能用のBraveアプリを追加するとGoogleカレンダーだけではなく、Protonカレンダーにも対応できる点がすばらしい。

サービス名金額/月通話人数通話時間
Google meet0円1対1
1対多
24時間
1時間
Google meet(2T)1,300円1体多24時間
ZOOM0円1体100まで40分
ZOOM(プロ)2,115円1体100まで30時間
Braveトーク0円1対4無制限
Braveトーク(プレミアム)7$1対多無制限

Protonとの相性が抜群によい

Proton mailはスイスの会社で、Braveと同じくプライバシーを重視しているサービスである。
Braveの拡張機能にProtonがしっかりと準備されていることから、連携させて利用することが非常に望ましい。

最後に

ダン・ケネディというアメリカのDRMのマーケッターがいて、彼の言葉に

「Amazonはリテーラーではない。システムだ」

というものがある。

WEBコンテンツを扱う者は、すべからくGoogleアナリティクスでトラフィックを確認する。
どのページをどれだけ読んで、どこで離脱したか?を追いかけている。
経営資源である、ヒト・モノ・カネ・情報を強く意識することができる。

Googleはその動向から最適化されたAdSenseをパソコンに、スマホに表示させる。
まさにダイレクト・レスポンス・マーケティング。

追跡、トラッキングから自由になる権利は、Braveで勝ち取ることができる。

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