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結論:買った方がよい
ベイブレードXで購入を検討しているなら、子供を連れて買いに行った方がよい。
一緒に買いに行くのは、もちろん、親が「子供の喜ぶ顔を見れる」からでしかない。
では、なぜ買った方がよいのか。
理由はいくつかある。
①スポーツ、ボードゲームと異なり、年齢を考慮せずに子供と一緒に遊べる
②屋内で遊べるコンテンツであり、外遊びの後でも更に子供と遊ぶことができる
③子供の教育上、必要「負ける」「ギリギリ勝った」「勝てるようになった」の経験を演出できる
④漫画、アニメ、リアルで連動しているので、子供に夢を与えられる
この理由に至る謎を紐解いていく。
はじまりは、テレビ東京のテレビアニメ
2023年10月上旬。
小学2年生の長男と、年長の次男が「ベイブレードX」が欲しいということを言い始めた。
ほんの2~3か月前の8月では、「パウパトロール」の「アルティメットポリスカー」が欲しいとねだり、だだをこね続けた結果、彼らは、彼ら自身のお年玉で購入したばかり。
「またか…」という感想をもったまま、しばらく放置すれば収まるだろうなどと考えていたものの、毎週金曜日に帰宅するたびに「ベイブレードX」が欲しいとねだり続ける子供2名。
なぜ、毎週金曜なのかと妻に聞くと、現在、習い事のピアノを休んでいるため金曜の夕方はテレビでアニメのベイブレードXを見ているとのこと。
更に8月号のコロコロコミックにもベイブレードXの情報が掲載されていて、過去にさかのぼってコロコロコミックを楽しんでいる状況。
店舗で現物調査
それにしても、ベイブレード…
正確な時代を覚えていなかったため、wikipediaでベイブレードを調べたところ
初代 :1999年 爆転シュート ベイブレード
2代目 :2008年 メタルファイト ベイブレード
3代目 :2015年 ベイブレードバースト
4代目 :2023年 BEYBLADE X ←New☆
といったわけで4代目の長寿コンテンツでした。
記憶が確かなら「いや、これ、ベーゴマでしょ?」と冷めた感想を持っていた気がする。
しかし時は経ち、親になったのであればコンテンツを見定めねばならない。
そう思い、おもちゃ売り場に向かった。
記憶していたベイブレードはカラフルだったが、売り場にあるベイブレードXは合金素材かな?という印象を持った。
対象年齢:6歳以上
じゃあ、安全かな?というフラグをゴリゴリたてておく。
まず購入したのは、スターターセットのドランソード
非常に悩んだものの、年長児の小学校受験の面接が終わり、約束していたこともあってベイブレードXを買いに行った。
年長児の子は、非常に喜び「ヘルズサイズを買ってもらうんだ!」と張り切っていたが、買ったものは「ドランソード」
この時点では最善策であった。
というのもスタジアムを買っていないので、部屋のフローリングに落とし、ベイが縦横無尽に走るさまをみて喜んでいたから。
そして、次に購入したのは…
小学2年生の長男が、年長児のドランソードを見て、「欲しい」に火が付くまでそう時間はかからなかった。
彼が残しておいたお小遣いで買いたい!となり、「ナイトシールド」を彼のお小遣いで購入。
そうなると、どうしても二人でバトルがしたくなる。
ニトリの収納ケースのフタが余っていたので、そのフタを利用しバトルが始まる。
すると、力加減ができないということに加えベイの相性もあって、勝敗は一方的になるため、結果、別のベイが欲しい。負けたくないと発展していく。
当初、購入を予定していた「ヘルズサイズ」
ドランソードの亜種となるドランダガーのセット
そして、フタはフタであるため安全策も何もなく、弾き飛ばされたベイが私の脛に当たり血がにじむという惨劇を迎え、エクストリームスタジアムを単体で購入。
滅多なことでは飛び出してこなくなるため、非常に安心安全で利用ができるようになる。
アプリと連携できる、アニメや漫画もついているからと「ベイバトルパス」が欲しいとなり
新たに出てくるベイが欲しいとつながる。
おすすめの購入について
バトルエントリーセット
まず、安全のためにスタジアムは有った方がよい。
親がベイでぼこぼこになるのは買わなかった責任ではあるが、子供に非はない。
子供のおもちゃといえど合金仕様であるため安全を配慮し購入した方がよい。
あとバトルエントリーセットになると、スタジアムと2つのベイが揃っているため、親子または子供2人がニコニコと持って帰ったその日から遊ぶことができる。
そして重要だが、少し安い。
バトルエントリーセット 6,050円(メーカー小売り希望価格)
スタジアム単体 2,750円(メーカー小売り希望価格)
スターターセットのベイ 1,980円(メーカー小売り希望価格)×2
計 6,710円
ただし、好きなキャラクターとベイが決まっているなら後者がプライスレス。
ベイバトルパスとランチャーグリップ
ベイブレードXを欲しい!となるキッカケにテレビアニメがある。
テレビアニメはもちろん、コロコロコミック連載中の漫画でも、ベイバトルパスとランチャーグリップは、必ず、セットで、全キャラクターが、取り付けている。
チームズーガニックのチョー・パン選手は、ランチャーグリップから異音がするほどの膂力を持っていたりという表現がなされるくらいだ。
くわえて、ベイブレードXを遊ぶためにベイブレードXのアプリをきっと導入するハズ。
アプリの神髄は、ベイバトルパスが必須。
レアベイをゲットするためであったり、シュートする力の測定を行ったりするためには必須のアイテムになっている。
リアルと同期して、ベイを放った力を測定し、アプリ内でバトルができる。
余談になるが、アプリを導入し、ベイバトルパスを先行して購入するとよいのはベイバトルパスボーナスが付与されるからで、レアベイバトルに必要なポイントに毎度ボーナスが付与される。
これは美味しい。
なので、
①アプリをダウンロードする
②ベイバトルパスのベイコードを読み取って、ボーナスを付与する
③そのたベイブレードX商品のベイコードを読み取る
の流れにした方がお得になる。
ストリングランチャーはそこまでいらない
これもまたアニメ、漫画はストリングランチャーがメインになっている。
しかし。
スターターセットでベイを単体で購入、または、バトルエントリーセットで購入するとワインダーランチャーが付属されている。
ワインダーランチャーは、ワインダーを抜き取る際の歯車の回転を利用している形状に対して、ストリングランチャーは、リールキーホルダーと同じく最大限引っ張った後は内部機構にダメージが行く。
触ってみた感じでは、セット同梱のワインダーランチャーの方が力いっぱい遊んでも壊れなさそうな代物。
どうしても欲しいとなったときで、こちらはよいかと思う。
老若男女問わず、遊べる
私は囲碁、将棋、チェスと刺せる。
子供にそれらのルールを教えて、理解させ、対戦に至るまで非常に苦労した。
最近、サッカーも始めたので、あっちこっちに蹴られては走りまわってボールを追いかける必要がある。
ときには公園からボールが飛び出して、山の中に入っていくこともあった。
しかし、ベイブレードXはそんな苦労もなく、テレビアニメを見ているからすぐに理解して遊べる。
対象年齢ギリギリの年長児も迷わず、遊べる。
ルールも至って簡単。
子供がアニメキャラよろしく、楽しんでいる姿は非常に気分がよくなる。
最近の休日は、子供の宿題が終わると公園に行き、サッカーを楽しみ、帰宅後に風呂に入ったあとにベイブレードXの大会が始まっているので、一日の半分は子供と遊べる。
子供に負ける体験と勝てる体験を作り出せる
子供の情操教育上、非常に重要な要素である「負けても頑張る」「勝ったときの達成感」
ランチャーからベイを放つ際の回転速度は、ワインダー、ストリングの引っ張る速度に比例する。
もちろん、ベイそのものの相性もあるが、子供にバレないように簡単に調整することができる。
そうなると、負ける体験。悔しい思いをして「次は負けないぞ!」という意思や創意工夫を促す教育が遊びの中で培うことができる。
ヘルズサイズ 4-60T
ベイ本体(ブレード)が、ヘルズサイズ
ラチェットが、4-60。4枚刃で高さが60mm
ビットが、T(テーパー)
という構造であるため、手持ちのパーツで勝つために組み換えを試行錯誤できる。
組み合わせ数の公式は、nPr = n! / (n−r)! であることから、手持ちの数を増やせば増やすほど、その試行錯誤の回数が増え、失敗ではない、正解ではない方法を確認しただけだ!を地で行える。
これは素晴らしい。
コンテンツの主人公になれる
漫画、アニメだけではなく、リアルで大会が行われているとなると、子供はコンテンツで遊んでいるだけではなく世界観の主人公になれる。
もちろん、気合で声を出してもベイが声に反応して動いたりするわけではないが、好きなキャラクターが持っているベイで、子供はその無限の想像力を駆使してベイの世界に没入していく。
なんだ、この時代の子供は。羨ましい。
連戦はキツイ。だけど親子のコミュニケーションツール
1回のバトルで早いときは30秒と持たず終わる。それを間断なくハイスピードで続く。
大変である。
めちゃくちゃ大変。
ただ、親子でバトルしていると、親からするとどうでもいいバトルでも子供は真剣に遊んでいる姿を見て感動してくる。
意外な一面を覗けることや、共通の話題として日常の会話を広げることができる。
買って正解か、不正解かといえば、正解。
もう少し買い与えてもいいかなと思いつつも、クリスマス近いとクリスマスプレゼントの楽しみを奪ってしまうなとも思ったり。