
いたちめです。
KENTEC(ケンテック)のローライダー2in1 90φマフラー、いい音しますよね!
騒音規制だとかで、このままバイクにつけたままで車検に通るのか?
という不安を抱えながらここにたどり着いた方。
朗報です。
ノーマルマフラーに戻すことなく車検に通しました。
ドラッグスタークラシック400にケンテックのローライダーをつけたままで
車検に通った僕の対策を公開します。
前のブログ、アメブロ(2012-12-05 00:35:00 テーマ:バイクいじり DSC4)は削除したので、お手数ですがこちらをブックマークなどされて下さい。
まず騒音規制について調べよう
道路運送車両の保安基準が根拠になります。
具体的な数値について一般社団法人全国二輪車用品連合会のHPに詳細があります。
まずは、こちらで確認する方が早いかもしれません。
参考までに車両のデータ
車両はドラッグスタークラシック400
2006年式になるので平成13年度騒音規制車両になります。
マフラーはいわずもがな、KENTEC(ケンテックのローライダー2in1 90Φ
マフラーの構造についてざっくり。
普通に購入すれば、このローライダーにはインナーマフラーがついています。
このインナーマフラーを取り外したことはありません。
見えにくいですが、ボルトで留めてある部分ですね。
ケンテック製の2in1用のバッフル。
バッフル、インナーバッフルとも呼称するみたいですね。
http://極太・ローライダー2in1マフラー用 消音バッフル
これをインナーマフラーに取り付けます。
外から、マフラー⇒インナーマフラー⇒バッフル
の構造になります。
この段階で音量を測定してもらったのですが、97デジベル。
平成13年度は、94デジベル以下なのでこのままだと不可。
インナーマフラーを取り外してグラスウールの取替えなどすればいいのでしょうけど。
インナーマフラーが硬くて外せなかったので別の方法を考えることに。
マフラーの排気口を小さくしてあげると、音量が下がる。
という情報を聞き、バッフルの排気口をもう少し小さくする必要性にたどり着きました。
バッフルの加工をして排気口を小さくする
バッフルの排気口を小さくする。
それっぽい工具を持っているひととかであれば簡単でしょうが
持ってない人はそれを買わないとならないのか?というジレンマ。
しかし、工具を買わなくても問題ありません。
ホームセンターに足を向けます。
中空パイプの切り出しと穴あけを有料サービスでやってくれるかを確認。
OKなら、中空パイプを買います。
だめなら、ドリルとのこぎりが別途必要です。
念のため、インナーバッフルを持っていき、サイズ違いで順に小さくなるように2本。
そしてホームセンターの有料サービスで加工をしてもらいます。
インナーバッフル⇒中サイズ中空パイプ⇒細いサイズの中空パイプの順で
貫通させてのボルト留め。
ボルトで止めておかないともちろん、中空パイプは吹っ飛びます。
ステンレスたわしとグラスウールを巻きつける

SAMSUNG
出来上がった特別仕様のインナーバッフルに
ステンレスたわしを巻きつけたうえにグラスウールで巻きつけて
針金で簡単に固定します。
もちろん、インナーバッフルの入り口もグラスウールで包みます。
メーカーはどこでもいいですし、ステンレスたわしは100均で十分です。
残念ながら画像が残っていません。
分量としては、インナーバッフルをインナーマフラーから出すときに
グラスウールとステンレスたわしが残った状態になるくらいでした。
なお、車検が終わって取り残されたステンレスたわしとグラスウールを引き摺りだすのに、
針金ハンガーをばらして使いました。
まとめ
排気音は驚きの89デジベル。
400ccのドラッグスターやドラッグスタークラシックなど、
ケンテックのローライダーが付けられるバイクにいたっては、ほぼクリアしてしまいます。
もちろん、これだけやってダメな場合もあるかと思います。
そのためにも事前にしっかりと準備をしておきましょう☆