内館牧子著の「終わった人」を読んだのでレビュー

 

いたちめです。

 

ひさしぶりに、実用書でもない普通の小説を買いました。

内館牧子著の「終わった人」

 

 

余談ですが、前回買った小説は・・・

小説自体を買うのが、本当に久しぶりで

 

多分、前に買った小説は

町田康の「くっすん大黒」

大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン パイン編」

なんてこった。10年ほど前だ!

 

そして、その前になると

半村良の「異邦人」

なんでこの小説を買ったのかも覚えていない。

 

なお、僕が小説を書くときに癖になってしまったのが

町田康氏の独特の文章。

サリンジャーのフラニーとゾーイーで訳が野崎孝氏のもの。

延々と続く言葉の羅列、段落を変えず突き進む感じが

大好きです。

 

どうでもいいですが。

村上春樹訳の方は読んでませんが

もし「ノルウェイの森」が5ページくらいで、お腹がいっぱいになるなら

野崎孝訳をオススメします。

 

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と。余談はさておき書評、レビューでも。

学生時代のあだ名が「羅漢(らかん)」の田代壮介。

 

凡庸な学生が、クソ勉強して東大法学部へ進学。

その後大手メガバンクに就職。

役員になるかどうかの際に子会社へ出向。転籍。

 

そして、退職。

 

「散り際千金」「散る桜、残る桜も散る桜」というフレーズと共に

吐露される心情。

 

逆に妻の千草は、50の手習いで始めた美容室勤め。

主人公の壮介とは、全く正反対の「手に職」

そして「まだまだ働ける」ということ。

 

ジムにカルチャーセンターに、大学院受験。

なんとか仕事に変わる「生活のハリ」を求める「生前葬」を済ませた退職者。

 

ジムで知り合った鈴木という青年

カルチャーセンターで知り合った久里という女性。

 

 

なんて感じで話しは進んでいくのですが、

ほとんど山なし。という感じでした。

 

うーん、映画化という帯と

「あらすじ」で「定年ゴジラ」や「定年後のリアル」みたいなものかな?

なんて期待したんですけどね。

 

しっくりこない感じの終わり方もあって

なんとなくハッピーエンドなんですかね?これって。

というカスタトロフィもないままでした。

 

まあ、読み返すこともないので、早々に売り払います。

文庫本なのに、この内容で900円は高いよ。

と思いました。

 

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