島根県、出雲大社へ縁結びのためにお参りにいく

仕事で不愉快なことが頻発するので、厄払い的な意味で。

現職に就いて、約6か月で業務がオーバーフロー気味に。

そしてそれから更に6か月。現職に就いて約1年。

36協定?なにそれ美味しいの?レベルで、IPOを目指して社畜に成り下がる。

しかし。

6月の湿度と天気の具合が優れない時期が到来してから、事態は一変。

加速する不公平感。

突然知らされる人事通達、エトセトラ、エトセトラ。

は?なにそれ。起爆剤のように憎悪の内燃機関に火を点ける。

まさに憎悪増幅炉。

このままではいけないと思い、妻に愚痴ったところ、返ってきたのは

今週末、出雲大社へ下見に行っておいで(◍´ಲ`◍)

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「Dr.ミンチに会いましょう」

小学生の頃。

友達はドラゴンクエストだったりファイナルファンタジーで話しに花を咲かせるも変人だった僕は、女神転生とメタルマックスにハマっていた。

そのメタルマックスに出てくる「Dr.ミンチ」。

彼は、死んだ仲間を【電撃で蘇生させる】といういかにもアレな科学的っぽい感じのエセ科学なマッドサイエンティストで、崩壊後の荒廃したという世界観にあった存在。

そんな彼の名前を関するBGMが「Dr.ミンチに会いましょう」

出雲大社と一体、何の関係があるんだい?

この「Dr.ミンチにあいましょう」という曲は「タイシャー」という和テイストをバリバリに感じる街のBGMと同じ。

出雲大社は「いずもたいしゃ」ではなく「いずもおおやしろ」

「おおやしろ」を名乗っていいのは「いずもおおやしろ」のみで、その他神社は「たいしゃ」とよぶわけ。

え!!高速使っても片道5時間の距離を軽自動車で!?出来らぁ!!

福岡県の某片田舎から出雲大社まで400km強。時間にして5時間強。

おいおい、まじかよ。

通勤専用で使ってる軽自動車(ETCなし)で行こうってもんだから、そりゃ悩むよね。

福岡県→山口県→広島県→島根県の高速道路で行く場合、山陽道と中国自動車道の選択が悩みどころ。

山陽道は広島に近づけば近づくほど、スピード超過しまっくて追い越し車線が渋滞気味で走行車線は煽られる印象しか残っていない。

そんな山陽道に、夏場でクーラーをガンガン効かせた軽自動車が走行車線を走っても煽られる未来しか見えない。

そこで賢人は、中国自動車道を選択する。

道はガラガラである。

夏場でクーラーをガンガン効かせた通勤専用軽自動車(ETCなし)でも悠々と走れる。

ただし、サービスエリアとパーキングエリアが極端に少ないのはご愛敬。

出雲大社西側の駐車場にとりあえず到着

出雲大社駐車場看板

土曜日の仕事は休みではあるものの、業務都合で出発は10時。到着は17時。

431号線を東から西に向かったため、右手は勢溜(せいだまり)、左はスターバックスコーヒー。

駐車場どこかな?と突き進み、大駐車場へ到着。

車を降り、運転用の履き心地が楽なものから、お参りに恥ずかしくない靴へ履き替え参拝に向かう。

作法は「二拝四拍手一拝」

参拝ルートは反時計回りに「拝殿」→「本殿」→「素鵞社」→「神楽殿」

この2つのみ頭に入れ、いざ出発。

駐車場から参拝までの軌跡

大駐車場に車を停めたときの誤算は、出雲大社の参拝のスタート地点といえる勢溜(せいだまり)からスタートしないことにある。

勢溜(せいだまり)を右手にすると、左手が参道と立ち並ぶ商店、そして駐車場。

勢溜(せいだまり)からスタートする場合に比べて、隣接する大駐車場からのスタートは、ショートカットしている感が強い。

これは誤算だ。

大駐車場から松の参道に抜ける。

出雲大社の松の参道

参道の石畳が分かれているので、アレ?もしかして右側通行だったりするかな?なんてことを考えつつ奥に見える銅鳥居(かねのとりい)を目指す。

手水舎(ちょうずや)を左手に、右手はムスビの御神像。

銅鳥居(かねのとりい)から拝殿(はいでん)は目と鼻の先。

出雲大社銅鳥居(かねのとりい)

拝殿(はいでん)で「二拝四拍手一拝」のお参りを行い、祈願も行う。

出雲大社拝殿(はいでん)

スピリチュアル系によくある「住所、名前、お参りできたことの感謝、完了形で決意表明」といった

祈願を行ってまずひと段落。

今回の祈願を特別に公開すると

「妻と子が愛し愛され、余裕があり、やりたいことを見つけ、使命を見つけ、人生に意義を見出し実り豊かな毎日を送る下地として経済的な基盤と精神的な安定に恵まれるために、私個人が仕事に恵まれ、人に恵まれる縁を紡ぎます」

御守り授与所が左手奥に見え、時間的にギリギリになるかもと、お守り>参拝となりお守り授与所へ向かうが、ピンとくるものがなかったので、後回し。

出雲大社といえばしめ縄!を拝見するため、そのまま神楽殿(かぐらでん)へ向かう。

出雲大社神楽殿(かぐらでん)

しめ縄がめちゃくちゃ大きい!そして参拝されていらっしゃる方が相互で撮影を行っている、なんともハートウォーミングな風景。

出雲大社神楽殿(かぐらでん)

神楽殿から参道のお店まで

神楽殿から大駐車場へ向かう際、左手にお土産屋さんの「開運堂」がある

この開運堂では、お菓子やお酒といった島根のお土産から、お守りやパワーストーンなどのスピリチュアルなお土産も取り扱いがあるため、冷やかしにはちょうどいい。

なぜ冷やかしか。

なぜなら、店員がクソ。

観光地特有の横柄な態度が非常に鼻につく。延々と駄弁っていて、レジに向かうと適当にあしらわれたため初対面ながら「死ねばいいのに」と笑顔で思うに至る。

せっかくお参りしてよい気分になったのに、その帰り数分でここまで心は荒むのか?大人なので店内で声を荒げることもしないし、意味のないクレームを言うつもりもない。Googlemapでレビューすることもない。

ただひっそりと、開運堂で買わずに、宿泊施設なり道の駅なりで買うのがベネ。と、このブログで伝えるのみ。

松の参道から勢溜(せいだまり)へ向かう。

二の鳥居とあるように、奥には白い鳥居、一の鳥居が見えるが、夏の昼下がり。遠いなぁと思い向かうのは断念。せめて参道の店を物色するかと向かう。

参道の店は17時頃には閉まるようで、ほぼシャッターが下りていたが、「たまゆら」というパワーストーンのお店が開いていたので入店。

勾玉(まがたま)でいいなぁと思うものがあったものの、店員は老夫婦につきっきりで接客が終わりそうもない。もう一人の店員はニコニコと老夫婦を眺めているだけ。

待つのも面倒になり退散。

意外とある高配をひぃひぃと登り、駐車場へ向かう。

出雲大社について感じたこと

三島由紀夫が「インドには行ける者と行けない者がいる」と言ったように、出雲大社も行ける者と行けない者がいるらしい。

妻に促されたものの、今回向かった出雲大社。

出雲大社に、期待値が高すぎた。かも知れない。

軽自動車で約400kmを走破し、到着が夕方になったから。かも知れない。

連続して店員の態度が癪に障ったから。かも知れない。

行きたい人は行けばいいが、僕は別の大社を推す。

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