大好きで相棒だった、400ccの白いドラッグスターとの出会いです。
アメリカンバイクとの出会い
大学1回生の頃。友人に1週間の短期アルバイトに誘われました。
その短期アルバイトの最終日。
友人のうち一人がバイクで、アルバイト先までやってきたのですが
その時の爆音はまだ耳に残っている気がします。
友人が乗っていたバイクは、HONDA・STEED(ホンダ・スティード)
1993年頃から爆発的に売れ始めたアメリカンバイク。
クルーザーともいいます。
ターミネーター2で、ターミネーターが乗ってたのはハーレー
「うるさいけど、格好いいな…」
くらいの感想しか記憶に残っていませんが、
この出来事こそ僕が認識しているアメリカンバイクとの出会いです。
そして、この出会いから結構な時間が経って、僕がバイクを手にしたのが2009年頃。
中古バイクとの出会いは一期一会
当時の僕は、社長にもらった、フォルクスワーゲンのTYPE1・ビートル。
通称、高年式ビートルに乗っていました。
押し込むマニュアルトランスミッションとドラムブレーキが特徴で
最後までなれることはありませんでしたが・・・
そんなおりに、アメリカンバイクが欲しいということが頭をよぎり
早速バイクを見よう!と近所のレッドバロンに向かいました。
目当ては、YAMAHAのドラッグスター。
鼻息荒く、人生初のバイク屋さんに入った瞬間の感覚は
「独特な、油の臭いが凄い」
物色を始めてるとすぐに見つかるドラッグスター。
ほぼノーマルからゴリゴリにカスタムしたものまで。
目星をつけた車体は黒、ほどほどのカスタムがされたもの。
欲しいと思いつつも、頭を冷やすべく一旦帰宅。
数日後、お店に行くと売れていました。
(´・ω・`)…
ドラッグスタークラシックを買うに至る病
もういいや。とションボリしていると
店長さんが
「この白いドラッグスターもいいですよ、クラシックタイプですけど。」
とお勧めしてくれました。
しかし僕といえば。
「あれでしょ?在庫掃ける為にこの白いドラッグスターなんでしょ?鈍重そうなんだけど…」
と興味が湧かず、なおもションボリ。
すると売りたいセールスマンと化した店長。
まぁ、取りあえず跨ってみませんか?見るのと跨るのでは違いますから。
そうですか?
とふんわり跨ってみると、
ふーん。悪くないじゃん。と跨る寸前までの感想が一瞬に瓦解。
まぁそれでも、一旦頭を冷やそう。
あの黒いのはもう無いんだしと帰宅。
とりあえず、参考までに撮影しとくか。と一枚。
2010/11/09 19:26夢見るほど悩み続けるも、仕事の都合でお店に行けない日が続きました。
ハロー!旅するバイクがやってきた!
店長のセールスがよかったのかも知れない。
バイクは見た目だけではなく、跨ったときが重要。
印鑑と現金を握り締めて契約書を交わしました。
それからは、家の駐車場までバイクを運んでもらい。
シーソーペダルで難儀し、こんなん乗れないって!と涙に暮れ。
遂には九州を一周するまでに至りました。
あの少年のような「ドキドキ感」は、
バイクを乗り換えたとき、車を手に入れたときにはないもの。
きっと、同じ体験はもうできないんだろうなぁと思います。